「好きなシチュボ投稿主さんに読んでほしい!」「自分の考えた最高のシチュエーションを形にしたい!」 そんな思いから、シチュエーションボイスの台本作成に挑戦したいと考えている方も多いのではないでしょうか?
でも、「何から始めればいいの?」「面白い台本なんて書けるかな…」と不安に感じるかもしれません。
ご安心ください!この記事では、シチュエーションボイスの台本作成に悩む初心者の方へ向けて、簡単にできる作成法やアイデアの見つけ方、そして無料で利用できるリソースなどを分かりやすくご紹介します。
さらに、台本を書く上での重要なポイントや注意点、シチュエーションに合わせたセリフの書き方のコツまで、詳しく解説していきます。
この記事を読めば、あなたもきっと魅力的なシチュエーションボイス台本を作成できるようになるはずです。
そもそもシチュエーションボイスとは?
シチュエーションボイスとは、特定の状況(シチュエーション)を設定し、聞き手がまるでその場にいるかのように、登場人物(主に一人)が語りかけてくる形式の音声作品のことです。
聞き手自身が物語の登場人物の一人(多くはセリフのない相手役)となり、キャラクターとの対話や関係性の変化を楽しむことができます。
ASMR(聴覚への刺激による心地よさ)の要素を取り入れたものも人気です。
台本作成の流れ、簡単ステップ!
難しく考える必要はありません。以下のステップに沿って進めてみましょう。
【ステップ1】テーマと設定を決めよう!
まずは、どんな物語を描きたいか、骨子となる部分を決めます。
どんなシチュエーション?
学園、オフィス、ファンタジーの世界、同棲生活、カフェでのひととき…など、
あなたが「萌える!」と感じる、または「聞いてみたい!」と思う状況を自由に設定しましょう。
どんなキャラクター?
クールな同級生、優しい先輩、甘えん坊な後輩、ちょっと意地悪な幼馴染、ミステリアスな隣人…など、
魅力的なキャラクターを創造します。性格、口調、聞き手との関係性(恋人、友人、家族など)を具体的に考えましょう。
【ステップ2】ストーリーの骨子を作ろう!
テーマと設定が決まったら、簡単なストーリーの流れを考えます。難しく考えず、大まかな展開でOKです。
起承転結を意識
起(導入): シチュエーションとキャラクター紹介、関係性の提示。
承(展開): 物語が進展する部分。キャラクターの感情の変化や出来事。
転(クライマックス): 最も盛り上がる部分。告白、秘密の暴露、大きな感情表現など。
結(結末): 物語の締めくくり。余韻を残したり、次の展開を匂わせたり。
【ステップ3】セリフを書き出そう!
いよいよセリフ作成です。
キャラクターになりきる: 設定したキャラクターならどう話し、どう感じるかを想像しながら書きましょう。口調や言葉遣いを統一するのがポイントです。
自然な会話を心がける: 普段の話し言葉に近い、自然な言い回しを選びましょう。
感情を込める: 嬉しい、悲しい、照れている、怒っている…などの感情が伝わるような言葉を選び、表現を工夫します。
聞き手への呼びかけ: 「ねえ、」「あのさ、」「○○(聞き手の名前、もしくは『君』『お前』など)」といった呼びかけを効果的に使うことで、よりパーソナルな語りかけになります。

無料リソースとテンプレートを活用しよう!
ゼロから書くのが難しいと感じる場合は、インターネット上のリソースを活用しましょう。
台本投稿サイト・素材サイト
pixiv、BOOTH、noteなどのプラットフォームや、個人が運営するフリー台本配布サイトには、
多くのクリエイターが作成したシチュエーションボイス台本が投稿・配布されています。「シチュエーションボイス 台本 フリー」などで検索してみましょう。
他の人の作品を読むだけでも、書き方やアイデアの参考になります。(利用規約は必ず確認しましょう)
まとめ
最初は難しく感じるかもしれませんが、今回ご紹介したステップやポイントを参考に、まずは短いものからでも挑戦してみてください。
無料のリソースを活用したり、好きな作品を参考にしたりしながら、あなただけの最高のシチュエーションボイスの台本を作ってみてください。
あなたの書いた台本が、誰かの素敵な「耳の恋人」になる日を楽しみにしています!